古民家山十邸(国登録有形文化財)
展示・講座のご案内
展示のご案内
9~12月の展示等の予定はありません。
講座のご案内

11月22日(土曜日)、23日(日曜日・祝日)に、昨年初めて開催し、大変好評だった「折り紙LEDワークショップ」を再び開催します。上の画像をクリックすると、リンク先のイベントページに移動します。
所在地、連絡先、開園日、開園時間等
所在地
愛川町中津485番地の1
連絡先
電話番号
046-285-0015(山十邸)
※開園時間中のみ。開園時間中も、清掃作業中は電話に出られないことがございますので、予めご了承ください。
046-285-6958・046-285-2111(代)(スポーツ・文化振興課)
※平日8時30分~17時15分
メールアドレス
spobun@town.aikawa.kanagawa.jp
開園時間
午前9時~午後5時
休園日
- 毎週火曜日(祝日を除く)
- 祝日の翌日(祝日の翌日が土曜日、日曜日のときは月曜日)火曜日が祝日の場合は、水・木曜日
- 年末年始(12月29日から1月3日まで)
- その他、園内整備等の臨時休園
※今年度の開園カレンダーを下記に掲載しています。
※カレンダーに専用使用や展示・講座の予定等は入っておりませんのでご注意ください。
古民家山十邸カレンダー(2025年度) (PDFファイル: 64.1KB)
古民家山十邸(国登録有形文化財)の概要
中津地区の豪農の居宅
古民家山十邸は、古くからのただずまいを残し「かながわのまちなみ100選」 に選ばれた、中津・熊坂地区の旧街道沿いにあり、明治16年(1883年)に建築された中津地区の豪農熊坂半兵衛の居宅で、「山十(やまじゅう)」は、この熊坂家の屋号です。
大川周明晩年の住居
戦前の思想家・大川周明はが昭和19年(1944)に熊坂家からこの山十邸を購入して移り住みました。以降昭和32年(1957)に死去するまで、周明の住居として使用されました。
愛川町による修復・保存
周明の没後、別の所有者を経て、昭和63年(1988年)に愛川町の所有となりました。
町では、明治初期における町域豪農層の住居の姿を示すものとして、その建物や庭園等を後世に残すため修復・保存を図り、平成元年(1989年)から一般公開しています。
門と主屋は平成21年(2009年)1月に、国の登録有形文化財(建造物)となりました。
国登録有形文化財の「門」と「主屋」
古民家山十邸 門

明治中期頃の建築と思われます。木造、石造基礎で、屋根は瓦葺(かわらぶき)の切妻(きりづま)です。
間口は2.8メートル。中央に観音開きの主扉を設け、左右には袖塀(そでべい)がつき、一方の脇に小扉を設けています。架構(かこう)は組物(くみもの)、絵様繰形(えようくりがた)をもつ肘木(ひじき)、蟇股(かえるまた)などによるもので、農家の門としては、稀に見る豪壮なものです。

専用使用によるコスプレ撮影会で撮影された写真(利用者様ご提供)
古民家山十邸 主屋(国登録有形文化財)

瓦葺きの入母屋(いりもや)造で、屋内には座敷飾りを備える広間を持ちます。
間取りは六間取りで、ほぼ西を正面に向けて建ち、南側に土間、その北側に六室を設けます。
材はケヤキが使用され、大黒柱は約50センチメートル角で、上り段(あがりだん)は幅62センチメートル、長さ7.13メートルもあるケヤキの一枚板です。

大黒柱(中央左の柱)と1枚板の上り段

大広間に陽の光が射しこむ
勝手の囲炉裏(火の使用はできません)
古民家山十邸 蔵
主屋の南側に2階建ての蔵があります。蔵の内部は「ふるさと資料館」となっており、民具等を展示しています。(入場無料。節電のため消灯しておりますが、入口から入って左側に電気のスイッチがありますので、お手数ですが見学される際には点灯させ、退場される際に消灯させてください。

蔵(ふるさと資料館)

蔵内に展示している民具
一般公開について
古民家山十邸は一般公開しておりますので、無料で観覧が行えます。山十邸主屋の入口右手の事務室前で受付をお済ませください。
※専用使用時や展示やイベント開催中は、観覧できない場合がありますので予めご了承ください。
季節の展示・講座
地元手芸サークルの協力を得て、「ひな人形とつるし雛」、「五月人形とつるし飾り」、「七夕飾り」などの季節展示も行っています。「文化財セミナー」や「文化講座」等、古民家山十邸の雰囲気を生かした講座も年2回程度行っています。
展示

五月人形とつるし飾り展(4月中旬~5月上旬に開催)
七夕飾り展(6月下旬~7月上旬に開催)

ひな人形とつるし雛展(2月中旬~3月上旬)(高橋篤則撮影)
講座

中津箒手づくり教室(毎年「山の日」(8月11日)に開催)

折り紙LEDワークショップ(町と包括連携協定を締結する神奈川工科大学と開催)(町と包括連携協定を締結する神奈川工科大学と2025年11月22日・23日に開催します)
古民家山十邸文化講座「中津箒(ほうき)手づくり教室」を開催しました!!
【11.22~23】参加者募集!!古民家山十邸「折り紙LEDワークショップ」
専用使用
研修や撮影等の文化活動等に「専用使用」をすることもできます。
最近は、アニメやゲームのキャラクターの衣装で写真を撮る「コスプレ撮影」の利用が増えています。
専用使用には事前の手続きが必要です。

専用使用のコスプレ撮影会で撮影された写真

専用使用のコスプレ撮影会で撮影された写真
専用使用料・使用単位
古民家山十邸専用使用料・使用単位
使用単位 | 使用料 |
4時間 | 1団体につき1,500円 |
- 9時~13時(1区分・4時間)
- 13時~17時(1区分・4時間)
- 使用時間には、準備および後片付けの時間を含みます。
- 専用使用とは、5人以上の団体で施設を専用して使用することをいいます。
- 時間を超過して使用した場合は、使用料に超過時間1時間につき400円を加算した額を納めていただきます。
- 9時~17時の8時間(2単位)の専用使用も可能です。(予約状況等により、ご希望の時間の専用使用ができない場合もあります。)
使用料の減免
使用団体の区分により、使用料の減額または、免除が受けられる場合があります。詳しくは教育委員会・スポーツ・文化振興課へお問い合わせください。
専用使用に当たる注意事項
専用使用に当たり、下記「古民家山十邸専用使用時の注意事項」より注意事項を確認していただき、使用時には順守していただくようお願いします。
古民家山十邸専用使用時の注意事項(令和7年7月15日更新) (PDFファイル: 494.5KB)
専用使用の予約・申請方法
予約
専用使用を希望される場合は、はじめに予約を行ってください。教育委員会スポーツ・文化振興課へ電話やメール等(電話046-285-6958 平日8時30分~17時15分のみ対応可、メールspobun@town.aikawa.kanagawa.jp)で希望日・時間帯(9時~13時、13時~17時、9時~17時)を連絡し、予約を入れてください。
※2025年度は2025年4月16日(水曜日)~5月11日(日曜日)、7月2日(水曜日)~7日(月曜日)、2026年2月14日(金曜日)~3月9日(月曜日)は展示期間中、また、8月11日(月曜日・祝日)は山十邸文化講座実施、11月22日(土曜日)、23日(日曜日・祝日)は山十邸文化財セミナー実施のため、専用使用はできません。
※上記以外でも、専用使用の予約が既に入っている日などもありますので、予約される際は、複数の候補日を挙げていただくことをオススメします。
申請
予約完了後、下記の申請書に必要事項を記載し、メール送信、または郵送してください。(押印不要です)
古民家山十邸専用使用申請書(1号様式) (PDFファイル: 72.4KB)
古民家山十邸専用使用申請書(1号様式) (RTFファイル: 76.8KB)
古民家山十邸専用使用申請書(記載例) (PDFファイル: 146.4KB)
使用料のお支払い
専用使用の承認決定後に、通知書とともに納付書を送付します。使用料は、納期限までに、納付書に記載された所定の金融機関で納めてください。(山十邸受付及びスポーツ・文化振興課での納付はできません。)

2016年6月12日に開催した「山十邸コスプレイベント」の写真
2016年6月12日に開催した「山十邸コスプレイベント」の写真
2016年6月12日に開催した「山十邸コスプレイベント」の写真
山十邸パンフレット・見どころ案内図
古民家山十邸パンフレット(2025.2.27一部改訂) (PDFファイル: 4.6MB)
古民家山十邸史跡見どころ案内図(表) (PDFファイル: 897.3KB)
古民家山十邸史跡見どころ案内図(裏) (PDFファイル: 1.3MB)
地図情報
この記事に関するお問い合わせ先
〒243-0392
神奈川県愛甲郡愛川町角田251-1
電話番号:046-285-6958 または 046-285-2111(内線)3632
ファクス:046-286-4588
メールフォームでのお問い合せ
更新日:2025年10月05日