【参加者募集!!】古民家山十邸文化講座「中津箒(ほうき)手づくり教室」
内容 |
中津地区で作られてきた工芸品「中津箒」(なかつほうき)の手作り体験をする、「中津箒手づくり教室」を、今年も8月11日(山の日)、国登録有形文化財「古民家山十邸」で開催します。 中津地区の箒作り明治初期から昭和20年代にかけ、旧中津村(現:愛川町中津)で発展した箒作りは、神奈川県下でも有名な産業の1つでした。 中津一帯には、座敷箒作りを生業とする職人が大勢おり、ほとんどの農家の畑には、箒の原材料となるホウキモロコシ(写真下)が栽培されていました。 講師紹介 まちづくり山上国登録有形文化財の古民家山十邸と同じく、古くからの佇まいを残す旧街道「中津往還」沿いにある「株式会社まちづくり山上」は、日本の伝統的な箒文化を残し、現代の暮らしにあった形で「中津箒」として中津の箒作りを再興していくため、箒博物館「市民蔵常衛門」の運営や、ホウキモロコシの栽培から箒の製造、販売までを一貫して行う、つくり手の育成を行っています。 (写真上)箒博物館「市民蔵常右衛門」 (写真上)現代の住宅事情に合わせ、かつて作られていた箒よりもコンパクトに、飾る楽しみも意識して作られている「中津箒」(長柄箒) 教室内容中津箒のつくり手が講師となり、実際の中津箒作りと同じく、愛川町で栽培されたホウキモロコシの穂や茎を使用し、ミニサイズの箒作りを体験します。 (写真上)参加者は、赤い絨毯が敷かれた「出居(でい)」という部屋で車座となり、つくり手から「中津箒」の原材料となるホウキモロコシのことや、ミニサイズの箒の編み方についての説明を受けます。 (写真上)体験の前に、つくり手による下準備がされます。15 センチメートルくらいに揃えられたホウキモロシの穂先に、茎を7本程度糸で締め付けて固定し、ミニ箒の柄の部分になる穂を茎で覆います。 (写真上)参加者は、4色に染められた糸が巻かれた「糸巻き」を足で押さえ、あらかじめ自分で決めた1色の糸を、茎1本ずつに絡ませ、「互い違い」(茎の上に糸をとおしたら、次は茎の下に糸をとおす)となるように編んでいきます。 (写真上)仕上げを終えたミニ箒をつくり手から受け取る参加者 昨年体験した参加者の感想
(下動画)昨年参加された方が、教室の様子を紹介されました。 |
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対象 |
小学生以上(小学校3年生以下は、保護者の同伴が必要) ※町内・町外の在住は問いません。 |
定員 |
抽選
第1回15名,第2回15名(受講はいずれか1回) |
申込み |
07月01日(火曜日)から
07月18日(金曜日)
応募方法
愛川町「古民家山十邸文化講座 中津箒手づくり教室」応募フォーム
愛川町教育委員会スポーツ・文化振興課 メール:spobun@town.aikawa.kanagawa.jp 電話046-285-6958 ファクス046-286-4588 |
関連画像 |
![]() 箒を編む糸の色。左から、ホウキモロコシ種染め、藍色、黒色、薄藍色 |
費用 |
700円(材料費)当日、開始前に集金しますので、お釣りの無いようにお願いします。 |
中津箒のワークショップ |
県立あいかわ公園の工芸工房村でも、中津箒(ほうき)制作体験イベントを開催中「中津箒手づくり教室」と同じように、株式会社まちづくり山上のつくり手を講師に、ミニサイズの箒作りを体験できます。 令和7年度日程(7月以降)7月13日、8月31日、9月28日、10月19日、11月30日、12月21日、2026年1月25日、2月22日、3月29日 ※いずれも日曜日 開始時間
その他、詳細はリンク先ホームページをご覧いただくか、工芸工房村(電話046-281-2438)に御連絡ください。(愛川町の主催事業ではありません) |
問い合わせ先 |
スポーツ・文化振興課 スポーツ・文化振興班
〒243-0392 神奈川県愛甲郡愛川町角田251-1 電話番号:046-285-6958 または 046-285-2111(内線)3632 ファクス:046-286-4588 メールフォームでのお問い合せ |
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この記事に関するお問い合わせ先
〒243-0392
神奈川県愛甲郡愛川町角田251-1
電話番号:046-285-6958 または 046-285-2111(内線)3632
ファクス:046-286-4588
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更新日:2025年07月01日