令和7年度 三増の獅子舞の演舞が行われました【県指定無形民俗文化財】
- 開催場所・会場
- 三増・諏訪神社境内(愛川町三増587番地)
- 開催日・期間
- 令和7年7月20日(日曜日)午後3時頃 ※終了しました
- イベントの種類分野
- イベント / イベント催し , 文化・芸術 , 観光
7月20日(日曜日)三増・諏訪神社境内で、神社の関係者や地域の方々、町内外から訪れた見学者の方々の前で、「三増獅子舞保存会」による神奈川県指定無形民俗文化財「三増の獅子舞」の演舞が披露されました。
内容 |
三増の獅子舞(神奈川県指定無形民俗文化財)「三増の獅子舞」は、三増地区で約 300 年前の江戸時代中期から行 われていると伝わる、一人立ち三頭獅子舞(三匹獅子舞)で、雨ごいや五穀豊穣など、時に応じて舞われてきました。 演舞は三増・諏訪神社の摂社八坂神社の天王祭である、7月20日(現在は20日付近の日曜日)に行われており、令和7年は7月20日(日曜日)に行われました。 演舞の様子午後3時頃、鳥居をくぐって境内に獅子たちが入り、演舞が始まりました。 獅子は父の巻き獅子(下の写真中)、母の玉獅子(同左)、子の剣獅子(同右)の三頭。 獅子頭は、丹塗乾漆で仕上げられ、耳・鼻・口・口毛・髪などが誇大表現されています。邪を避け、魔を除く意を表したものです。 姥面をかぶった教導役としてのバンバ、露はらいの天狗、笛師・唄師・ササラも演舞に加わります。 三頭の獅子は、中央のバンバの音頭によって、笛師の合図とともに歌師が繰り出す二十三連の歌にしたがって、太鼓を打ち鳴らし、舞い続けました。 舞曲は「くるい」二、「ねまり」三、「とうはつは」六、「七つ拍子」七、「くるい」五からなり、歌詞に合わせて舞が変化していきます。 演舞の終盤には、露払い役の天狗が中央に進みます。 演舞が終わると、境内は拍手に包まれました。 三増獅子舞保存会かつて、「三増の獅子舞」は、門外不出とされ、神社を中心に一町より外へ出さぬ掟もあり、舞い手も村内の長男に限られていました。 現在、こうした制限は撤廃され、「三増獅子舞保存会」により、保存活動と後継者の育成が図られています。 演舞を終えた、三増獅子舞保存会の皆さん。 動画で見る三増の獅子舞(過去の演舞の様子)愛川町の文化財「三増の獅子舞」(平成28年) 【愛川町郷土資料館】神奈川県指定無形民俗文化財 三増の獅子舞 ※現在、当屋での獅子舞連中の支度、当屋から神社へ向かう「道行き」は行われていません。 |
---|---|
問い合わせ先 |
三増獅子舞保存会事務局 菊地原賢一 電話090-1118-3993
|
備考 |
※終了しました。 交通アクセス
|
関連ページ |
更新日:2025年07月28日