三増獅子舞のバンバ面

更新日:2023年03月01日

三増獅子舞のバンバ面(愛川町指定有形民俗文化財)

三増の獅子舞で、3頭の獅子とともに舞う演者の一人「バンバ」がつける仮面です。

もとは清徳寺の鎌獅子(かまじし)を担いで歩く時の先導者の面に用いられていたと伝わっています。

ふくべ塗りといわれる黄土色の姥面(うばめん)で古風な造りとなっています。面長19.5センチメートル、面幅15.5センチメートル。裏に「慶寛作(けいかんさく)」という銘がありますが、これは清徳寺(せいとくじ)二十二世住持の頼音房慶寛(らいいんぼうけいかん)のことです。

彫刻の技術にすぐれ、八菅神社にも聖観世音菩薩像(せいかんぜおんぼさつぞう)の作を残しています。享保12年(1727年)に没しました。

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