不育に悩む方のために

更新日:2024年03月27日

不育症をご存じですか?

不育症とは、妊娠はするけれども、流産、死産や新生児死亡などを繰り返して、結果的に子どもを持てない状態をいいます。 町では、少子高齢対策の一環として、不育症に悩み治療を受けているご夫婦に対し、治療費の一部を助成しています。

不育症の原因は?

「抗リン脂質抗体陽性」「血液凝固異常」「子宮の形の異常」「甲状腺の異常」などがあげられますが、偶発的に流産を繰り返してしまっている人、あるいは検査をしても明らかな異常がわからない人が、約65%も存在します。

不育症で悩む女性はどれくらいいるの?

日本では正確な数は明らかになっていませんが、毎年妊娠される方のうち、数万人が不育症の可能性があります。不育症は、決してめずらしいものではありません。

不育症でも妊娠や出産はできるの?

検査で原因がはっきりした方は、治療を行います。原因不明の「不育症」では、カウンセリングのみを行い経過観察をしていきますが、流産率は高くても、最終的には8割以上が出産に至るという報告があります。

不育症について相談するにはどうしたらいい?

まずはかかりつけの産婦人科医に相談してください。また、神奈川県では、不育に悩む方の相談も開設しています。

不育症治療費の助成について

少子化対策の一環として、不育症に悩み治療を受けているご夫婦に対し、治療費の一部助成を行っています。

この記事に関するお問い合わせ先

健康推進課 母子保健班
〒243-0301
神奈川県愛甲郡愛川町角田257-1
電話番号:046-285-6970 または 046-285-2111(内線)3341
ファクス:046-285-8566
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