古民家山十邸

更新日:2023年03月01日

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古民家山十邸門(国登録有形文化財)

古民家山十邸門
古民家山十邸コスプレイベント写真

2016年6月に開催されたコスプレイベントでの一コマ

明治中期頃の建築と思われるます。木造、石造基礎で、屋根は瓦葺(かわらぶき)の切妻(きりづま)です。

間口は2.8メートル。中央に観音開きの主扉を設け、左右には袖塀(そでべい)がつき、一方の脇に小扉を設けています。架構(かこう)は組物(くみもの)、絵様(えよう)、繰形(くりがた)をもつ肘木(ひじき)、蟇股(かえるまた)などによるもので、農家の門としては、稀に見る豪壮なものです。 

古民家山十邸主屋(国登録有形文化財)

明治16年(1883年)に建築された中津地区の豪農熊坂半兵衛の居宅。「山十」はこの熊坂家の屋号です。

瓦葺き、入母屋(いりもや)造で、屋内には座敷飾りを備える広間をもちます。

間取りは六間取りで、ほぼ西を正面に向けて建ち、南側に土間、その北側に六室を設けます。材はケヤキが使用され、大黒柱は約50センチメートル角、上り段は幅約62センチメートル、長さ713センチメートルの一枚板です。

昭和19年(1944年)、思想家・大川周明の所有となり、周明の没後、さらに別な所有者を経て、昭和63年に町所有となりました。一部修復した後、平成元年から一般公開しています。

古民家山十邸について

古民家山十邸は、古くからのただずまいを残し「かながわのまちなみ100選」 に選ばれた、当町・中津熊坂地区の旧街道沿いにあります。

山十邸は、この地方の明治初期における豪農層の住居の姿を示すものとして、愛川町が、その建物や庭園等を後世に残すために修復、保存を図ったもので、平成21年1月に国登録有形文化財となりました。

一般に公開され、観覧が行えるほか、研修や文化活動等で専用使用することができます。最近はアニメやゲームのキャラクターの衣装で写真撮影を行う「コスプレ撮影」のロケ地としても人気です。

また、四季折々の催し物を開催しており、桃と端午の節句の時期には、地元手芸サークルの協力を得て、つるし飾り等の展示を行います。また、古民家山十邸を活用したセミナーや講座も開催しています。

専用使用には事前の手続きが必要です。

コスプレイベント
古民家山十邸コスプレイベント
五月人形

5月人形とつるし飾り

ひな人形

ひな人形とつるし雛

ほうき

「中津ほうき手作り教室」

大川周明晩年の住居

山十邸は、昭和19年に熊坂家から、戦前の思想家・大川周明の所有となり、 昭和32年に死去されるまで、住居として使用されていました。

所在地

愛川町中津485番地の1

電話番号

046-285-0015

開園時間

午前9時~午後5時

休園日

  1. 毎週火曜日(祝日を除く)
  2. 祝日の翌日(祝日の翌日が土曜日、日曜日のときは月曜日)
    火曜日が祝日の場合は、水・木曜日
  3. 年末年始(12月29日から1月3日まで)
  4. 園内整備などの臨時休園

利用について

利用の申し込み方法

  • 観覧は無料です。直接古民家山十邸までお越しください。
  • 専用使用の場合は、事前に連絡の上、教育委員会で所定の申し込み手続きをお願いします。
古民家山十邸専用使用料
区分 使用単位 使用料
専用使用 4時間 1団体につき1,500円
  • 使用時間には、準備および後片付けの時間を含みます。
  • 専用使用とは、5人以上の団体で施設を専用して使用することをいいます。
  • 時間を超過して使用した場合は、使用料に超過時間1時間につき400円を加算した額を納めていただきます。
  • 使用料は、納期限までに納めてください。

専用使用時の注意事項は、下記のPDFファイルでご確認をお願いします。

使用料の減免

使用料の減免

使用団体の区分により、使用料の減額または、免除が受けられます。

山十邸パンフレット・史跡見どころ案内図

地図情報

この記事に関するお問い合わせ先

スポーツ・文化振興課 スポーツ・文化振興班
〒243-0392
神奈川県愛甲郡愛川町角田251-1
電話番号:046-285-6958 または 046-285-2111(内線)3632
ファクス:046-286-4588
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