古民家山十邸文化講座「中津箒(ほうき)手づくり教室」を開催しました!!
      
- 開催場所・会場
 - 愛川町古民家山十邸(愛川町中津485-1)
 
- 開催日・期間
 - 令和7年8月11日(月・祝)第1回午前10時~11時,第2回午後1時~2時(終了)
 
- イベントの種類分野
 - イベント / イベント催し , 講座・教室 , 文化・芸術 , 観光
 
- 申込み
 - 
        
                  (終了)07月01日(火曜日)から 07月18日(金曜日)
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| 内容 | 
       中津地区で作られてきた工芸品「中津箒」(なかつほうき)の手づくり体験をする、「中津箒手づくり教室」を、今年も8月11日(山の日)、国登録有形文化財「古民家山十邸」で開催し、32名の方が参加されました。 
 中津地区の箒作り明治初期から昭和20年代にかけ、旧中津村(現:愛川町中津)で発展した箒作りは、神奈川県下でも有名な産業の1つでした。 中津一帯には、座敷箒作りを生業とする職人が大勢おり、ほとんどの農家の畑には、箒の原材料となるホウキモロコシが栽培されていました。 
 ↑町内で株式会社まちづくり山上が管理するホウキモロコシの畑 
 ↑収穫後、天日干しにし、乾燥させたホウキモロコシ 講師紹介 まちづくり山上国登録有形文化財の古民家山十邸と同じく、古くからの佇まいを残す旧街道「中津往還」沿いにある「株式会社まちづくり山上」は、日本の伝統的な箒文化を残し、現代の暮らしにあった形で「中津箒」として中津の箒作りを再興していくため、箒博物館「市民蔵常衛門」の運営や、ホウキモロコシの栽培から箒の製造、販売までを一貫して行う、つくり手の育成を行っています。 
 ↑箒博物館「市民蔵常右衛門」 
 ↑現代の住宅事情に合わせ、かつて作られていた箒よりもコンパクトに、飾る楽しみも意識して作られている「中津箒」(長柄箒) 「中津箒手づくり教室」レポート株式会社まちづくり山上の社員で、中津箒のつくり手の伊藤由佳さん、永塚汐里さんが講師となり、実際の中津箒づくりと同じく、愛川町で栽培されたホウキモロコシの穂や茎を使用し、ミニサイズの箒作りを体験しました。 
 ↑出居(デイ)と呼ばれる、山十邸内で最も広い赤じゅうたんが敷かれた部屋に車座になって座る参加者。中央奥がに立つのがつくり手の伊藤さん(左)と永塚さん。永塚さんが手に持つのは、中津箒の原材料となるホウキモロコシです。 
 ↑はじめにつくり手から、「中津箒」の原材料となるホウキモロコシの特徴や、編み方についての説明を受けました。 下準備体験が始まる前に、つくり手による下準備がされました。15 センチメートルくらいに揃えられたホウキモロコシの穂先に、茎を7本程度糸で締め付けて固定し、ミニ箒の柄の部分になる穂を茎で覆います。 
 手づくり体験参加者は、藍色・薄藍色・黒色、ホウキモロコシ種染めの4色に染められた糸が巻かれた「糸巻き」を足で押さえ、あらかじめ自分で決めた1色の糸を、茎1本ずつに絡ませ、「互い違い」(茎の上に糸をとおしたら、次は茎の下に糸をとおす)となるように編んでいきます。 
 
 
 はじめは編むのに時間がかかったりして、苦戦する方もいらっしゃいましたが、徐々にコツを掴んでいくと、熱中して黙々と編み続けていました。 
 
 ↑糸をしっかりと縛り付けるため、ギュッと力を入れて引っ張ります。 ミニ箒が完成!柄の部分になる穂の下を茎が覆うまで編んだら、つくり手が「たたき台」と呼ばれる台で余分な茎を切り揃え、糸で縛って持ち手を付けるなど、仕上げを行い、完成です。 
 ↑仕上げをする様子も興味津々で見つめる参加者 
 
 ↑完成したミニ箒をつくり手から受け取る参加者 
 
 ↑↓「上手くできた?」「網目が細かい…!」完成したミニ箒を並べる参加者(↑1回目)(↓2回目) 
 体験した参加者の感想
 中津箒手づくり教室の動画昨年度、「中津箒手づくり教室」に参加された方が、教室の様子を紹介されました。  | 
    
|---|---|
| 対象 | 
       ※終了 小学生以上(小学校3年生以下は、保護者の同伴が必要)※町内・町外の在住は問いません。  | 
    
| 定員 | 
                  抽選
               ※終了 第1回15名,第2回15名(受講はいずれか1回)  | 
    
| 申込み | 
                  07月01日(火曜日)から
                          07月18日(金曜日)
              応募方法※終了 
 愛川町教育委員会スポーツ・文化振興課 メール:spobun@town.aikawa.kanagawa.jp 電話046-285-6958 ファクス046-286-4588  | 
    
| 関連画像 | 
       
              ミニ箒を編あんだ糸の色。左から、ホウキモロコシ種染め、藍色、黒色、薄藍色  | 
    
| 費用 | 
       ※終了 700円(材料費)当日、開始前に集金しますので、お釣りの無いようにお願いします。  | 
    
| 中津箒のワークショップ | 
            県立あいかわ公園の工芸工房村でも、中津箒(ほうき)のワークショップを開催中です「中津箒手づくり教室」と同じように、株式会社まちづくり山上のつくり手を講師に、ミニサイズの箒作りを体験できます。 
 令和7年度日程(8月以降)8月31日、9月28日、10月19日、11月30日、12月21日、2026年1月25日、2月22日、3月29日 ※いずれも日曜日 開始時間
 その他、詳細はリンク先ホームページをご覧いただくか、工芸工房村(電話046-281-2438)に御連絡ください。  | 
    
| 問い合わせ先 | 
       スポーツ・文化振興課 スポーツ・文化振興班 
      
      〒243-0392 神奈川県愛甲郡愛川町角田251-1 電話番号:046-285-6958 または 046-285-2111(内線)3632 ファクス:046-286-4588 メールフォームでのお問い合せ  | 
    
| 関連ページ | 
この記事に関するお問い合わせ先
〒243-0392
神奈川県愛甲郡愛川町角田251-1
電話番号:046-285-6958 または 046-285-2111(内線)3632
ファクス:046-286-4588
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更新日:2025年08月25日