救急救命士によるエピペン投与の実証事業への参加について

実証事業の背景と目的

(参考)エピペン
現在、救急救命士は事前に医師からアナフィラキシーと診断され、自己注射が可能なアドレナリン製剤(エピペン)が処方され、所持している傷病者に対してのみ、本人が使用できる状態でなければ代わりに投与することができます。
本実証事業では、救急救命士が救急現場でエピペンを処方されていない傷病者に対して観察カードを用いた重度アナフィラキシーの判断を行い、医師の指示の下、救急救命処置としてエピペン投与を実施し、その安全性、実効性、効果等を明らかにすることを目的とします。
実証事業の期間
令和7年9月から10月まで実施し、実証事業に伴う教育研修修了した救急救命士のみ実証事業に参加します。

安全性と住民の皆さまへのお願い
- 訓練を受けた救急救命士が、医師の指示に基づいて対応しますので、安心して処置をお任せください。
- エピペンによる処置が必要と判断された場合には、本人又はご家族の同意をお願いする場合があります。
- 本事業は、厚生労働省の制度に基づき、安全性・効果を検証するための取組みです。
実証事業に、御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
更新日:2025年09月01日