熱中症に注意しましょう

更新日:2023年08月07日

熱中症とは

熱中症とは、暑い環境で体温の調整ができなくなった状態で、めまいや吐き気、頭痛、失神等様々な症状をきたし、最悪の場合は死に至る疾患です。誰でもなる可能性があり、運動中だけでなく、室内でも起こります。日頃からしっかり予防するようにしましょう。

熱中症を予防するためには

暑さを避けましょう

  • エアコンを利用する等、部屋の温度を調整
  • 感染症予防のため、換気扇や窓開放によって換気を確保しつつ、エアコンの温度設定をこまめに調整
  • 暑い日や時間帯は無理をしない
  • 涼しい服装にする
  • 急に暑くなった日等は特に注意する

こまめに水分補給しましょう

  • のどが渇く前に水分補給
  • 1日あたり1.2リットルを目安に
  • 大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに

適宜マスクをはずしましょう

  • 気温・湿度の高い中でのマスク着用は要注意
  • マスクを着用している時は、負荷のかかる作業や運動を避け、適宜マスクをはずして休憩を

日頃から健康管理をしましょう

  • 日頃から体温測定、健康チェック
  • 体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養

暑熱順化(しょねつじゅんか)

暑さに慣れていないと熱中症になる危険性が高まります。体が暑さに慣れること(暑熱順化)について知り、暑くなる前から熱中症の対策を行いましょう。

暑熱順化とは

  • 暑熱順化とは、体が暑さに慣れることです。暑い日が続くと、体は次第に暑さに慣れて(暑熱順化)、暑さに強くなります。

暑熱順化に有効な対策

  • 体を暑さに慣れさせることが重要なため、実際に気温が上がり、熱中症の危険が高まる前に、無理のない範囲で汗をかくことが大切です。
  • 暑くなる前から余裕をもって、運動や入浴をすることで、汗をかき、体を暑さに慣れさせましょう。

※暑熱順化には個人差もありますが、数日から2週間程度かかります。

ウォーキング・ジョギング

  • 近距離は車等を使用せずに歩いたり、外出時にはできるだけ階段を使用したりするなど、無理のない範囲で、意識して少し汗をかくような動きをしましょう。
  • 目安として、ウォーキングの場合の時間は1回30分、ジョギングの場合の時間は1回15分、頻度は週5日程度です。

サイクリング

  • 通勤や買い物など、日常の中で取り入れやすいのがサイクリングです。
  • 目安として、時間は1回30分、頻度は週3回程度です。

熱中症警戒アラートについて

熱中症警戒アラートは、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境になると予想される日の「前日夕方」または「当日早朝」に都道府県ごとに発表されます。

今年の情報発信は、令和5年4月26日から10月25日までの期間で行う予定です。

発表されている日には、外出を控える、エアコンを使用する等の、熱中症の予防行動を積極的にとりましょう。

熱中症警戒アラート発表時の予防行動

  • 外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。
  • 熱中症のリスクが高い方に声かけをしましょう。
  • 普段以上に「熱中症予防行動」を実践しましょう。
  • 外での運動は、原則、中止/延期をしましょう。
  • 暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。

熱中症警戒アラートの配信サービスについて

熱中症警戒アラートの発表当日に、愛川町では町防災行政無線放送とメール配信サービスにより周知をします。

また、熱中症警戒アラートの情報は、環境省や気象庁のホームページからも確認ができます。

なお、環境省は、熱中症警戒アラートのメール配信サービス、 暑さ指数のメール配信サービス、 電子情報提供サービスを実施していますので、ぜひご活用ください。

熱中症警戒アラートメール配信サービスリンクについては、次のリンクからご利用いただけます。

暑さ指数(WBGT)とは

暑さ指数(WBGT)とは、気温、湿度、輻射熱(日差し等)からなる熱中症の危険性を示す指標で、「危険」「厳重警戒」「警戒」「注意」「ほぼ安全」の5段階があります。段階ごとに熱中症を予防するための生活や運動の目安が示されていますので、日常生活の参考にしましょう。

「気候変動適応法」について

気候変動適応法により、日本における適応策の法的位置づけが明確化され、国、地方公共団体、事業者、国民が連携・協力して適応策を推進するための法的仕組みが整備されました。

気候変動対策の緩和策と適応策は車の両輪の関係です。地球温暖化対策推進法と気候変動適応法の二つを礎に、気候変動対策を推進していくものです。

熱中症が疑われる人をみかけた時は

  1. 建物内や日陰など涼しい場所へ避難させる。
  2. 衣服をゆるめて休ませ、身体を冷やす。
  3. 水分・塩分を補給する。

なお、自力で水を飲めない、意識がない場合は、ただちに救急車を呼びましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

健康推進課 健康づくり班
〒243-0301
神奈川県愛甲郡愛川町角田257-1
電話番号:046-285-2111(内線)3345
ファクス:046-285-8566
メールフォームでのお問い合せ