《8/11開催》参加者追加募集!!古民家山十邸文化講座「中津箒(ほうき)手づくり教室」

更新日:2024年07月19日

(イメージ)《8/11開催》参加者追加募集!!古民家山十邸文化講座「中津箒(ほうき)手づくり教室」

開催場所・会場
愛川町古民家山十邸(愛川町中津485-1)
開催日・期間
令和6年8月11日(日・祝)第1部 午前10時~11時30分(申込終了),第2部 午後1時~2時30分(追加募集)
イベントの種類分野
イベント / イベント催し , 講座・教室 , 文化・芸術 , 観光
申込み
07月19日(金曜日)から 08月08日(木曜日)
イベントの詳細
内容

中津地区で作られてきた工芸品「中津箒」の手作り体験をする、「中津箒手づくり教室」を8月11日(山の日)に開催します!

今回、第2部(午後1時~)の参加者を、先着順で追加募集します!

中津地区の箒作り

明治初期から昭和20年代にかけ、旧中津村(現:愛川町中津)で発展した箒作りは、神奈川県下でも、有名な産業の1つでした。

中津一帯には、座敷箒作りを生業とする職人が大勢おり、ほとんどの農家の畑には、箒の原材料となるホウキモロコシ(写真)が栽培されていました。

まちづくり山上のホウキモロコシの畑

講師 まちづくり山上

教室では、「株式会社まちづくり山上」から中津箒のつくり手を講師に迎えます。

国登録有形文化財の古民家山十邸と同じく、古くからの佇まいを残す旧街道「中津往還」沿いにある「株式会社まちづくり山上」は、日本の伝統的な箒文化を残し、現代の暮らしにあった形で「中津箒」として中津の箒作りを再興していくため、箒博物館「市民蔵常衛門」の運営や、ホウキモロコシの栽培から箒の製造、販売までを一貫して行う、つくり手の育成を行っています。

箒博物館市民蔵常衛門

↑箒博物館「市民蔵常右衛門」

中津箒の「長柄箒」

↑現代の住宅事情に合わせ、かつて作られていた箒よりもコンパクトに、飾る楽しみも意識して作られている中津箒(長柄箒)

昨年の教室の様子

中津箒手づくり教室の様子

参加者の皆さんは、実際の中津箒作りと同じく、愛川町で栽培されたホウキモロコシの穂や茎を使用し、ミニサイズの箒作りを体験します。

中津箒手作り教室 ホウキモロコシの穂と茎

下準備

事前につくり手が下準備を行います。15 センチメートルくらいに揃えられたホウキモロコシの穂先に、茎を7本程度糸で締め付けて固定し、箒の柄の部分になる穂を茎で覆います。

中津箒手づくり教室 つくり手による説明

↑教室の前に行われた、つくり手からの説明

手づくり体験

参加者は、事前に決めておいた色(黒、ホウキモロコシ種染め、ラックダイ、藍色)の糸が巻かれた糸巻きを足で押さえ、茎1本ずつ「互い違い」(茎の上に糸をとおしたら、次は茎の下に糸をとおす)に糸を編んでいきます。

中津箒の編み方

箒に糸を編んでいく参加者

↑藍色の糸で編んでいく参加者

糸を引く力の加減や、糸の間隔で編まれ方も違ってきます。編み目からぷっくりと膨れたホウキモロコシの茎が、トウモロコシの実のように見えたり、とても細かい間隔で編まれていたり、参加者によって編まれ方は様々です。

糸を引っ張る参加者

↑強く力を入れすぎると、糸が切れてしまうことも…(つくり手が糸を繋いでくれるので、続けて編むことができます)

糸が短くなったので、伸ばしている参加者

↑編む糸が足らなくなってきたら、糸巻きを回して、編むのにちょうど良い長さの糸を確保します。

ミニサイズの中津箒が完成!

体験では、茎を1センチほど残して編み込みは終了。その後、つくり手が取っ手部分に糸を巻き付け固定し、ホウキモロコシの茎を"タタキ台"と言われる台の上で、包丁で切りそろえるなどの仕上げを行い、ミニサイズの箒が完成します。

中津箒手づくり教室仕上げ

20230811

参加者の感想

  • 初めてやってみたけど、とても可愛い箒ができて、すごく楽しかった。
  • 自分で作る楽しさと、作っている間の集中…とても楽しかった。
  • 人によって編まれ方が違うのも面白く、また体験したい。
  • 涼しい自然の風が吹き抜ける素敵な古民家で、地域の工芸品である箒作りを体験できて、気持ちがよかった。
  • 中津箒に興味が沸いた。帰りに箒博物館にも行ってみたい。
対象

小学生以上(小学校3年生以下は、保護者の同伴が必要)

※町内・町外の在住は問いません。

定員 抽選

第1部(申込終了),第2部15名(追加募集中)

申込み 07月19日(金曜日)から 08月08日(木曜日)

応募方法

  1. 電子申請(e-kanagawa)から応募
  2. 住所、氏名、年齢、連絡先、希望する部、糸の色(黒、ホウキモロコシ種染め(薄いベージュ系)、ラックダイ(薄いピンク系)、藍色から一つ選択)を、メール、電話、ファクス、等で下記へ。

愛川町教育委員会スポーツ・文化振興課

メール:spobun@town.aikawa.kanagawa.jp

電話046-285-6958 ファクス046-286-4588

関連画像
中津箒手づくり教室の編む糸の色

箒を編む糸の色。左から、ホウキモロコシ種染め、ラックダイ、藍色、黒

費用

700円(材料費)当日、開始前に集金します。

※お釣りの無いようにお願いします。

中津箒のワークショップ

県立あいかわ公園の工芸工房村でも、中津箒(ほうき)制作体験イベントを開催中

「中津箒手づくり教室」と同じように、株式会社まちづくり山上のつくり手を講師に、ミニサイズの箒作りを体験できます。

工芸工房村中津箒手づくり教室

令和6年度日程(7月以降)

7月21日、8月25日、9月29日、10月20日、11月24日、12月22日、2025年1月26日、2月23日、3月30日  ※いずれも日曜日

開始時間

  1. 11時~
  2. 13時~
  3. 14時30分~

その他、詳細はリンク先ホームページをご覧いただくか、工芸工房村(電話046-281-2438)に御連絡ください。

工芸工房村ホームページ

問い合わせ先
スポーツ・文化振興課 スポーツ・文化振興班
〒243-0392
神奈川県愛甲郡愛川町角田251-1
電話番号:046-285-6958 または 046-285-2111(内線)3632
ファクス:046-286-4588
メールフォームでのお問い合せ
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この記事に関するお問い合わせ先

スポーツ・文化振興課 スポーツ・文化振興班
〒243-0392
神奈川県愛甲郡愛川町角田251-1
電話番号:046-285-6958 または 046-285-2111(内線)3632
ファクス:046-286-4588
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