愛川町郷土資料館企画展「戦争の記憶 -戦後80年-」
戦争の惨禍とそこからの復興の歩みを物語る資料の一端を紹介します
今年で戦後80年を迎えました。終戦を境に、わが国は大きな変貌を遂げましたが、私たちのふるさとも例外ではありませんでした。
現在、町の発展の礎となっている内陸工業団地は、戦前は一面の桑畑でしたが、戦時中は軍の飛行場として数多くの航空機が離発着していた場所です。そうした一昔前の史実も、忘却の彼方へ消え去ろうとしています。
この地から戦地へ赴き、再び帰ってくることのなかった方々も大勢おられます。戦地で同胞の死を目撃された方たちも、齢百歳前後となっております。
郷土資料館では、悲惨な史実を風化させないためにも、ふるさとの先人達が体験した戦争の惨禍とそこからの復興の歩みを物語る資料の収集に努めてまいりました。ここに、その一端を紹介するものです。
展示詳細
展示会場
愛川町郷土資料館 企画展示室・エントランスホール
〒243-0307 神奈川県愛甲郡愛川町半原5287番地
- 電話番号 046-280-1050
- ファクス 046-280-1051
展示期間
令和7年7月19日(土曜日)~令和7年8月31日(日曜日)
期間中の休館日はありません。
展示内容
展示内容は次の5コーナーです。
- 相模陸軍飛行場(関係写真)
- 相模陸軍飛行場(関係資料)
- 出征兵士
- 銃後の守り
- 復興への足音
図録を販売
『相模陸軍飛行場関係写真集』 一冊520円(税込) 令和元年発行
『相模陸軍飛行場関係写真集 2』 一冊320円(税込) 令和5年発行
●過去の企画展で収集した相模陸軍飛行場関係写真を掲載した図書です。
●町郷土資料館、愛川町教育委員会スポーツ・文化振興課(役場新庁舎3階)
※上記リンクをクリックすると各詳細ページへ進みます。

特攻隊員任命直後の藤山恒彰氏(後列右から2人目)と戦友たち 提供:吉野久信

九五式一型練習機に搭乗する少年飛行兵 寄贈:鎌田三裕紀

石が転がる相模陸軍飛行場 提供:一錬飛会

特攻隊員藤山恒彰氏と愛機 提供:吉野久信
ポスター「海軍志願兵徴募」
そ の 他
展示見学は無料です。ただし、郷土資料館に車でお越しの際、県立あいかわ公園の駐車場が有料(普通車500円)となりますので、御了承ください。
地図情報
関連ページ
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更新日:2025年07月14日