水質管理
水質管理について
町水道事業所では、皆さんに安全で良質な水道水をお届けするため、水道法に基づく水質検査計画を策定し、毎月検査を実施しています。
専門業者が水源から蛇口までのさまざまな場所で行った水質検査の結果では、すべての水質基準に適合し、安全で良質な水道水であることが証明されています。
水質基準は、皆さんに安心して水道水を飲んでいただけるよう、水道法により51項目が定められています。
1. 健康に関する項目(31項目)
生涯にわたり水道水を飲んでも人の健康に影響しないよう、細菌や重金属、化学物質などの基準が定められています。
2. 水利用上の障害に関する項目(20項目)
生活に利用する上で支障とならないよう、色や濁り、においなどの基準値が定められています。
水質検査結果の詳細については、町ホームページ「愛川町水質検査計画」および町水道事業所で公表しています。
鉛製給水管に関するお知らせ
お客様の建物へ水を供給するために引き込まれている水道管を「給水管」といい、その材質には、塩化ビニール、鉛、ポリエチレンなどがあります。
愛川町では安全でおいしい水を供給するため、給水管を通った水について、町内の給水栓(蛇口)で水質検査を行っており、この結果いずれの水質検査も厚生労働省で定められている水質基準に適合しています。
しかし、鉛製の給水管で、長時間水道水を滞留させたような場合、水質基準を超える鉛が溶け出すことがあります。
このため、朝一番に水道を使う場合や旅行等で長時間水道水を使わなかった場合などは、バケツ一杯程度の最初の水は、飲用以外の用途にご使用することをお勧めします。また、使用されている鉛製給水管を取り替えていただくことも解消策となります。
一方、道路下に埋設されている鉛製給水管については、漏水防止や水質劣化防止などの目的から、水道事業所で配水管の布設替え等に伴って道路部分の給水管を取り替えたり、私有地内であってもメーターの検定満期(8年)に伴う取替え工事の際、取り出しからメーターまでは水道事業所で鉛製の給水管を解消する対策を講じています。
更新日:2023年03月01日