清徳寺の鎌獅子
清徳寺の鎌獅子(愛川町指定有形民俗文化財)
中世の製作といわれる木造彩色(もくぞうさいしき)の獅子頭(ししがしら)です。
長さ43センチメートル、幅47センチメートルで、下顎を欠いていることから鎌獅子(かまじし)の名があります。
行道獅子(ぎょうどうじし)の頭(かしら)で、甘露山清徳寺(かんろさんせいとくじ)の獅子宮に厄除けの御神体として祀られています。
この獅子を舞わすと大量の水を飲み干すので、下顎をはずして干ばつのおこらぬようにし、雨乞いの呪具として用いられていたと伝わっています。
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更新日:2023年03月01日