ペットが原因による火災に注意!
近年、ペットを室内で飼う人が増えています。そのペットが飼い主の留守中にガスコンロのスイッチを押してしまったことで、コンロの上に置かれたものに着火し火災となった事例が発生しています。
ペットから目を離す際は「ガスの元栓を閉める」、「ロック機能を使用する」、「ペットをゲージに入れる」等、二重三重の対策をするなど予防しましょう。火災予防に努めることが、大切なペットを守ることにつながります。
事故事例
・飼い主が外出時に、犬がガスコンロの操作ボタンを押し、ガスコンロ及びその周辺を焼損した。
・飼い主が外出時に、猫がプリンターに尿をかけたことで、内部の電気部品でトラッキング現象が発生しプリンター及びその周辺を焼損した。
・ペットが電気ストーブに接触したことで床に転倒し、周辺が焼損した。
・犬がリチウムイオンバッテリー搭載製品を噛み、製品が変形したことでショートし製品及び床を焼損した。
「ペットによる火災事故」を防ぐポイント
1 外出の際は、ガスコンロの元栓を閉め、IHコンロ・電気コンロは主電源を切る。
2 操作ボタンをロックする機能がある場合には使用する。
3 目を離す際や外出する際は、ペットをゲージに入れる。
4 こんろや暖房器具の周囲は普段から整理整頓し、可燃物やペットの興味を引くものを放置しない。
5 IHコンロのトッププレート上に金属製の鍋やボウルなどを放置しない。
6 電気製品を使用しないときはプラグを抜いて、ペットの行動範囲外に保管する。
7 ペットが好む排尿場所付近に電気製品を置かない。
8 バッテリーパックなど噛んで危険なものは、ペットの届かない場所に保管する。
“もふもふプッシュ”にご用心 ~「ペットによる火災事故」を防ぐポイント~
更新日:2024年09月19日