観光・産業連携拠点づくり事業
背景
圏央道の開通により、首都圏近郊からの本町へのアクセスが飛躍的に向上し、宮ヶ瀬ダムや県立あいかわ公園などへの来訪客も増えてきていることに加え、全国的に地方創生への取り組みが求められているなど、ここ数年間で本町を取り巻く状況は大きく変化しています。
一方で、地域経済への波及効果が少なく、消費を促す仕組みや環境が不足しているなどの課題がありました。
こうした中、平成27年2月に横須賀水道半原水源地の用途が廃止され、横須賀市から本町に対し跡地を利活用する意思があるかのお尋ねがありました。
このまま民間事業者に売却された場合、土地利用の用途によっては、周辺地域の住環境への影響も懸念されたことから、本町が跡地を取得し、その活用方策として、地域の観光情報をはじめ、観光レクリエーションや地域特産物の販売などといった本町に不足している機能を担う新たな観光拠点を整備することにより、町内の各種事業者への直接的な経済波及と、町全体へ波及効果をもたらすことが最善策であると判断し、取り組みを進めることとしたものです。
目的
宮ヶ瀬ダム周辺の集客効果や圏央道の開通によるストック効果を活かし、観光型産業の立地誘導のほか、地域に点在している公共施設の有効活用及び民間レクリエーション施設等との連携など、半原水源地跡地を起点とした、町全体の観光拠点形成を主眼に置き、新たな人の流れ、さらには新たな産業を創出する、観光と産業が連携した拠点づくりを進めるものです。
観光・産業連携拠点づくり事業構想
この構想は、約1年をかけてこの地域の特性や現状を分析するとともに、現地の地質調査をはじめ、4つの沈澱池のコンクリート調査や構造検査などを実施してきた中で、跡地の利活用を検討し、いくつかの活用方策案や事業収支の可能性などをまとめたものです。 主な内容につきましては、次をご覧ください。
観光・産業連携拠点づくり事業構想 (PDFファイル: 4.8MB)
観光・産業連携拠点づくり事業基本計画
この基本計画は、構想に掲げた「愛川の『食』のブランド化」「文化の継承と発信」「愛川を味わい尽くす」の3つの利活用方策案やサービスの内容について、民間事業者の参画意欲や市場性のほか、事業の採算性や地域ニーズを把握するとともに、住民皆さんからの意見・要望も踏まえ、様々な観点から検証し、モデルケースとして施設の規模や配置などを取りまとめ、計画地全体を俯瞰したイメージパースの作成など、事業実施にあたってのベースとなる計画です。 主な内容につきましては、次をご覧ください。
観光・産業連携拠点づくり事業基本計画 (PDFファイル: 1.6MB)
観光・産業連携拠点づくり事業基本計画の見直し
平成29年度に策定した、基本計画で挙げられていた、観光・産業連携拠点の開発に係る協議や雨水の浸透能力、排水ルートなどの課題について調査・検討を行うとともに、住民や町議会検討会及び事業者等からの提言や意見等を踏まえ、基本計画の見直しをするとともに、概算事業費(公設公営を想定)の算定などを行ったものです。
観光・産業連携拠点づくり事業基本計画の見直し (PDFファイル: 1.3MB)
観光・産業連携拠点づくり事業基本計画内容
令和元年度に見直した、観光・産業連携拠点づくり事業の基本計画について、令和2年3月議会で一定の評価が得られたことから、今年度、住民説明会を開催する予定でありましたが、新型コロナウイルス感染症の終息の目途が立たないことから中止することとし、代わりに動画を用いて見直し内容についてお示しするものです。
動画は下記のリンクよりご覧ください。
「観光・産業連携拠点づくり事業」に係る愛川町長メッセージ・事業概要説明
観光・産業連携拠点づくり事業基本計画内容 (PDFファイル: 1.7MB)
神奈川トヨタ自動車と基本協定を締結しました
令和7年4月11日に神奈川トヨタ自動車株式会社と、今後、連携して整備事業を進めるための基本協定を締結いたしました。
本協定をもとに、施設の内容や規模、配置など、具体的な全体計画の検討を進め、魅力ある施設となるよう検討してまいります。
なお、協議が整いましたら、住民説明会等を開催いたします。
観光・産業連携拠点整備に関する基本協定書 (PDFファイル: 800.1KB)
造成後の半原水源地跡地
この記事に関するお問い合わせ先
政策秘書課 企画政策班
〒243-0392
神奈川県愛甲郡愛川町角田251-1
電話番号:046-285-2111(内線)3218
ファクス:046-286-5021
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更新日:2025年04月18日