折々の記 令和6年2月

令和6年度当初予算案について、記者発表を行いました。
今回の予算は、長引く国際情勢の混乱や物価高騰、さらには能登半島地震など、先が読めない難しい時代が続いている中での予算編成となりました。
後年度に負担を残さないよう、いつ何時、何が起こるかわからない世の中ですので、基金を確保し、将来にわたって持続可能な財政運営を念頭に、「健康、子育て、教育、防災に意を注いだ、きめ細やかな積極的な予算」とし、町民皆さんが元気が出るような、多方面にわたりバランスのとれた予算配分に努めました。

子育て分野では、国の「出産・子育て応援交付金」を活用した妊娠時から出産・子育てまで一貫した支援事業の実施をはじめ、生涯学習分野では、児童館・地域公民館のプレイルームへのエアコン設置補助事業のほか、健康推進分野では帯状疱疹ワクチン接種に係る費用助成、さらには、多文化共生社会における地域防災力の強化を図るための多言語機能別消防団の創設や、能登半島地震を受けて、防災備蓄品の拡充を図るとともに、災害時でも避難所で温かい食事を提供できるよう、学校調理施設を活用する体制づくりを進めるなど、様々な施策を盛り込んだ予算となっています。

令和6年度予算額（一般会計・総額ともに過去最大）

予算総額 265億2,283万8千円（前年度比 2.7%増）
一般会計 145億400万円（前年度比 4.9%増）
特別会計 89億1,600万円（前年度比 0.4%減）
企業会計 31億283万8千円（前年度比 1.7%増）