折々の記 令和2年12月

令和2年は、新型コロナウイルス感染症により、世界中が未曾有の困難に直面した年となりました。

現在も全国、また県内において、連日のように感染者数が過去最高となるなど、非常に厳しい状況が続いています。

町民の皆さんには、マスクの着用、手指の消毒、ソーシャルディスタンスの確保といった感染対策を改めて徹底していただくとともに、年末年始を迎えるにあたり、次のような点にご協力をいただきますよう、お願いいたします。

まず、例年であれば忘年会や新年会を楽しむ方が多いかと思いますが、この年末年始においては、これらの集まりは避け、人と人との接触をできるだけ減らしてください。

次に、高齢の方との接触の機会となる、ふるさとへの帰省については、どうぞ慎重にご判断いただければと存じます。

さらに、「密」の状況が発生しやすい初詣につきましては、三が日にこだわらす、日にちを分散して参拝いただきますようお願いします。

町といたしましても、町議会12月定例会において可決していただいた補正予算「新型コロナウイルス感染症対策支援事業・第3弾」を活用し、ひとり親家庭や一人暮らし高齢者の皆さんへの支援、啓発ポスターによる感染予防の呼び掛けなどを行っているところです。

第1弾・第2弾と合わせて、約5億4千万円の予算をもって、引き続き生活や営みを守る支援策を展開してまいりますので、皆さんで健やかな新年を迎えられるよう、力を合わせてこの難局を乗り切っていきましょう。

毎年恒例となっている、役場庁舎前のイルミネーションが始まりました。

これは、「年末の交通事故防止運動」の一環として設置したもので、イルミネーション電飾は愛川町電設協会（柏木 彰会長）の皆さんから交通安全への思いを込めて提供していただいたものです。

今年は従来のヒマラヤスギに加え、庁舎正面右側の植栽部分にも設置を拡大し、例年にも増して色とりどりの電飾が冬の夜空を彩っています。

このイルミネーション電飾は12月28日までの毎日、午後5時から10時まで点灯していますので、ぜひご覧いただければと思います。

公益社団法人厚木青年会議所（田代 宰理事長）が町内の小学生と協力して企画した、「みんなでつくる花火動画」の撮影が役場庁舎や文化会館で行われ、出演するタレントの小島よしおさんが訪問されました。

同会議所では、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている子供たちを笑顔にしたいという思いから、打ち上げ花火の開催を企画し、全町立小学校の児童を対象とした「好きな花火」アンケートを基に、11月11日に中津川河川敷で花火の打ち上げが行われました。

今回の動画は、この打ち上げ花火企画について小島さんが紹介する内容で、私も田代理事長と共に、出演をさせていただきました。

完成した動画は、12月中旬から同会議所のホームページで公開される予定です。小学生をはじめ、町民皆さんに笑顔をお届けする動画を、ぜひご覧いただければと思います。