がん検診
がんを早期に発見するため、がん検診を実施します。
がん検診には、指定された日時に健康プラザで受診する「集団検診」と、町が指定する医療機関で実施する「医療機関検診」があります。
4月上旬に、世帯ごとに集団検診の申込書を送付しますので、検診時期や受診者負担金などを確認のうえ、集団検診を希望される方は期日(4月下旬)までに申し込みください。
集団検診の申し込みをされた方には、6月下旬~7月中に受診券を送付します。
医療機関検診は、6月中旬に対象年齢の方へ受診券を送付しますので、申し込みの必要はありません。ただし、医療機関で大腸がん検診、胃がん検診(リスク検診)を希望される場合は、町健康推進課へお申し込みください。なお、医療機関検診の乳・子宮・前立腺がん検診について、受診券が届く前(6月15日頃まで)に受診を希望される方は、受診前に町健康推進課へご連絡ください。
項目 | 対象 | 実施方法 | 主な内容 |
---|---|---|---|
胃がん検診 (胃バリウム検診) |
40歳以上の方 | 集団検診 | X線間接撮影 |
胃がん検診 (リスク検診) |
40歳以上の方(※1) | 医療機関検診 | 採血によるリスク検査 |
肺がん検診 | 40歳以上の方 | 集団検診 | X線間接撮影 |
大腸がん検診 | 40歳以上の方 | 集団検診または医療機関検診 | 便潜血反応検査 |
乳がん検診 (マンモグラフィ) |
40歳以上の女性のうち、 昨年度に受診していない方 (2年に1回受診) |
集団検診 | マンモグラフィ(乳房X線検査) |
乳がん検診 (視触診のみ) |
30歳以上の女性 | 医療機関検診 | 視触診 |
子宮がん検診(※2) | 20歳以上の女性 | 集団検診または医療機関検診 | 頸部細胞診 |
前立腺がん検診 | 50歳以上の男性 | 医療機関検診 | 血液検査(PSA値) |
次に該当する方は、受診者負担金が免除されます。
- 生活保護法による被保護世帯に属する方
- 町民税非課税世帯に属する方
- 70歳以上の方(受診者負担金免除の手続きは不要です)
- 無料クーポン券対象の方(該当の方には6月中旬にがん検診無料クーポン券を送付します)
・子宮頸がん検診 20歳から35歳まで
・乳がん検診(マンモグラフィ) 41歳
1、2に該当する方は、事前(受診券到着後)に、町健康推進課窓口で手続きをしてください。
(※1)胃バリウム検診(X線間接撮影)を受けることができない方に対して実施。過去にリスク検診を受けた方は、その結果や時期によっては再受診が可能。
(※2)科学的に、2年に1回受診が必要とされています。
胃がん検診(内視鏡検査)の一部助成について
医療機関にて、内視鏡での胃がん検診を受けた場合、検診後に健康推進課窓口に申請をいただくことで上限1万円の助成を受けることができます。詳細については、事前に町健康推進課へお問い合わせください。
次に該当する方は助成対象外となります。
- 当該年度に実施する胃がん検診(胃バリウムまたはリスク検診)を受けた方
- 過去に町の胃がんリスク検診にて「A」以外の判定を受けた方
- 保険適用で検査を受けた方
- 人間ドックの一部として検査を受けた方
がん検診のメリット・デメリットについて
メリット
- 検診を受診することで、がんの早期発見、早期治療による救命の効果が期待できます。早期のがんであれば治癒の可能性は高く、治癒内容も軽くなります。
- がんに限らず検診で疾病が発見されることにより、医療機関による適切な治療に結び付けることができます。
- 町で実施するがん検診は、受診券を使わずに個人でがん検診を受診するよりも安価で受けられます。
デメリット
- 検診で100%の精度でがんが発見されるわけではなく、がんが一定の大きさになるまで検査で発見することはできません。また、がんが見つけにくい場所や形をしている場合があります。
- 検診で見つけるがんには、その後進行がんにならなかったり、そのままの状況にとどまったりして、生命に影響しないがんもあります。
- がん検診で「がんの疑い」が診断されると、精密検査が必要となりますが、精密検査を受けた結果、「がんではなかった」と判定されることがあります(偽陽性)。
- 検査によって身体に負担がかかってしまう場合があります。例えば、非常に可能性は低いものの、消化管穿孔(穴があく)などが発生するデメリットがあります。
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
乳がん自己触診について
月に一度の“乳がん自己触診”を習慣に!!
乳がんは、自分でも早期に発見できるがんです。そして、早期に発見できれば、治せる可能性がとても高いがんです。
乳がん検診とあわせて、月に一度の自己触診をおすすめします。
自己触診のタイミング(月に一度、日を決めて定期的に)
- 閉経前の方:月経終了後、1週間以内の乳房のもっとも柔らかい時期に行いましょう。
- 閉経後の方:毎月一定の日を決めて行いましょう。
口腔がん検診について
口腔がんはお口の中にできるがんで、近年増加傾向にあります。
しかし、早期発見・早期治療によって、治療後の後遺症も少なく、治癒率も高い病気です。成人歯科健康診査との同時受診もできますので、この機会にぜひ検診を受けましょう。
この事業は、電源立地地域対策交付金の交付を受けて行うものです。
検診期間
7月から12月末日までの協力医療機関の診療時間内
対象者
40歳以上の町内在住者
検診内容
視触診による口腔内の粘膜状態の確認
受診者負担金
口腔がん検診のみ受診する場合
1,600円
成人歯科健診と同時受診する場合
1,200円
※別途、成人歯科健康診査負担金(1,000円)が必要となりますので、合計で2,200円が協力医療機関でお支払いいただく金額となります。
受診者負担金の免除
(1)70歳以上の方
(2)上記(1)以外で、次に該当する方は受診者負担金の免除を受けることができます。事前(受診券到着後)に、町健康推進課で免除申請の手続きが必要です。
- 生活保護法による被保険世帯に属する方
- 町民税非課税世帯に属する方
受診券の送付
対象となる方には、6月中旬に世帯ごとに受診券を送付します。
その他
年度当初以降の転入等により愛川町に住所を有することになった方や、8月に入っても医療機関検診の受診券が届かない場合は、町健康推進課までご連絡ください。
この記事に関するお問い合わせ先
健康推進課 健康づくり班
〒243-0301
神奈川県愛甲郡愛川町角田257-1
電話番号:046-285-2111(内線)3345
ファクス:046-285-8566
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更新日:2024年04月01日