ダニ媒介感染症に注意しましょう

更新日:2024年07月11日

ダニ媒介感染症とは

病原体を保有するダニに刺されることによって起きる感染症です。野外作業や農作業、レジャーなどで、ダニが生息している場所に立ち入った際にダニに刺されることがあります。そして、ダニがウイルスや細菌などを保有している場合、刺された人が病気を発症することがあります。

主なダニ媒介感染症

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介脳炎、回帰熱など

マダニに刺されないための予防策

マダニの活動が盛んな春から秋にかけては、マダニに刺される危険性が高まります。草むらや藪など、マダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖・長ズボン、足を完全に覆う靴、帽子、手袋を着用し、さらに首にタオルを巻くなど肌の露出を少なくすることが大切です。着用する服の色はマダニを目視で確認しやすい、明るい色のものがお勧めです。また、補助的に服の上から用いることができる虫よけ剤の使用も効果があると言われています。屋外活動後には入浴し、マダニに刺されていないか確認してください。

マダニに刺されてしまった場合には

マダニ類の多くはヒトや動物に取りつくと、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間吸血しますが、刺されたことに気づかない場合も多いと言われています。吸血中のマダニに気づいた際、無理に引き抜こうとするとマダニの一部が皮膚内に残って化膿したり、マダニの体液を自身の体内に逆流させてしまうおそれがあります。マダニの除去や皮膚の洗浄といった処置は医療機関(皮膚科)でしてもらいましょう。また、マダニに刺された後、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状を認めた場合には医療機関を受診しましょう。

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