ナラ枯れの被害が発生しています

更新日:2023年03月15日

ナラ枯れとは

「ナラ枯れ」とは、ナラ類、シイ・カシ類の樹木を枯らす病原菌「ナラ菌」と、この病原菌を媒介にするカシノナガキクイムシ(通称:カシナガ)による樹木の伝染病です。遠目からは茶褐色に枯れた葉が目立ち、根元には木くずが出て積もっていることが特徴です。ナラ菌に感染した樹木は、水分などを吸い上げる機能を失い、最悪の場合は枯死に至ります。

被害を受けて枯れた樹木は、倒れたり、枝が落ちてくる危険性がありますので、倒れかかっている樹木などにはなるべく近づかないようにしてください。

(写真)木くずの状況

木くずの状況

被害対策について

現状、カシナガから完全に樹木を守ることはできず、一旦枯死木となれば処分するしかありません。そのため、カシナガが増殖できない環境を作ることが、樹木の保全につながります。

主な被害対策・拡大防止策は、薬剤による伐倒くん蒸や予防剤の注入、粘着シートによる被覆処理があります。

なお、ナラ枯れの被害木の処理は、土地所有者の責任で行っていただく必要があります。被害木の処理については、伐採した後の樹木を破砕し1センチメートル以下のチップにする方法などがありますので、専門業者に相談することをおすすめします。詳しくは、下記ホームページでご確認ください。

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