ハチの暮らし

更新日:2023年03月01日

ハチの活動サイクル
4月〜6月 越冬した女王バチが巣作りを始めます。
6月〜7月 働きバチの羽化が本格化すると、女王バチは産卵に専念し、巣は急速に大きくなります。
8月〜9月 働きバチが増えてきて、巣作りはますます活発になります。この時期は攻撃性・威嚇性が強く、ちょっとした刺激に敏感に反応し、人間を攻撃してくることもあります。
10月〜11月 オスバチと女王バチが羽化すると巣作りは終わりを迎え、新女王バチのみが越冬場所に移動します。働きバチの数も急激に減り、冬には巣は空になります。

ハチの巣ができやすい場所

ハチは春先から秋にかけて活発に活動し、その間ハチの巣もどんどん大きくなります。また、ハチは雨や風をしのげる場所に巣を作ります。4月から6月は、家の周りをチェックしてみましょう。

ハチの巣ができやすい場所

  • 軒下、天井裏、壁の中
  • 垣根、植え込み、木の洞
  • 換気扇内、換気口、床下通気口、雨戸の戸袋等
ハチの巣が出来やすい場所

 

ハチに刺されないために

ハチは4月〜6月ごろに巣づくりをはじめ、活動範囲は営巣する場所を基準に約1キロメートル四方に及ぶこともあります。

スズメバチやアシナガバチは害虫を捕食し、自然界のバランスを保つ重要な役割を担っている益虫でもありますが、営巣付近に近寄るとハチの本能で巣を守ろうとして攻撃してくる習性があり危険です。

庭木の手入れ中や、洗濯物を取り込んでいる時にハチの巣や飛んでいるハチを見つけたときは、刺されないように次のことに注意してください。

  1. 巣に刺激を与えない(近づかない・揺らさない・大きな音を立てないなど)
  2. 黒い色は避ける
    蜂は黒い色を認識することが得意です。また、化粧品(香水やヘアスプレーなど)の匂いにも敏感で黒い物と同じ反応を示すので注意が必要です。
  3. 蜂を振り払わない
    飛んできた蜂を手で振り払うと反撃体勢に入り、攻撃的になります。何もしない限り襲ってくることはないので、飛び去るまでじっとしていることが大切です。

ハチが家や車の中に入ってきたら

家や車の中にハチが迷いこんできたら、叩き落そうとしたり、追いかけたりしなければ人を刺すことはまずありません。ハチは明るい方向へ向う性質があるので、明るい方の窓や戸を開けて自然にハチが出ていくのを待ちましょう。

もし刺されてしまったら

患部を水で洗った後、冷やします。痛みの緩和には抗ヒスタミン軟こうを塗るのが効果的です。アンモニアをつけても効果はありません。

ただし、刺された後でアレルギ—反応によるショック症状を起こした場合は、すぐに医師の手当てが必要です。早めに医療機関で受診しましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

環境課 環境対策班
〒243-0392
神奈川県愛甲郡愛川町角田251-1
電話番号:046-285-6947 または 046-285-2111(内線)3512
ファクス:046-286-5021
メールフォームでのお問い合せ