宮ヶ瀬ダム
皆さんは、宮ヶ瀬ダムのことを知っていますか? 宮ヶ瀬ダムは、東京都心から約50キロ、横浜や川崎の市街地から約40キロという近さの場所にある、首都圏最大級のダムです。このダムは皆さんの暮らしや安全を守るために、平成13年に神奈川県のほぼ中央を流れる相模川に注ぐ支流のひとつ、中津川に完成しました。
この宮ヶ瀬ダム建設によって生まれた人造湖の宮ヶ瀬湖は、現在、神奈川県に欠かせない水源地となっています。恵まれた自然環境と、東京、横浜から日帰り圏内にあるというロケーションから、自然公園としての機能をもった首都圏近郊の観光スポットとして、年間を通じてたくさんの方々がここを訪れています。
型式 | 重力式コンクリートダム |
堤高 | 156m |
堤頂長 | 約400m |
堤体積 | 約2,000,000立方メートル |
集水面積 | 213.9平方キロメートル(うち導水面積112.5平方キロメートル) |
湛水面積 | 4.6k平方キロメートル |
総貯水容量 | 193,000,000立法メートル |
※詳細は、各施設のホームページなどでご確認ください。
観光放流
宮ヶ瀬ダムで行われている観光放流は、放流量が1秒間に30立方メートル、放流時間は6分間におよびます。ゴゴーッという轟音とともに、2本の白い水の筋がどんどん太くなっていき、大量に流れ落ちた川底からは、水しぶきがまるで煙のように舞い上がります。晴れた日は美しい虹も架かるこの壮大なショーを、あなたもぜひ体感してみてください。 ※詳細は、下記「相模川水系広域ダム管理事務所」へお問合せください。
宮ヶ瀬ダム観光放流(相模川水系広域ダム管理事務所ホームページ)
ロードトレイン「愛ちゃん号」
県立あいかわ公園パークセンターと、宮ヶ瀬ダム直下(片道1キロ・約7分間)を結ぶシャトル便として、イタリア製のロードトレイン「愛ちゃん号」が走ります。車窓からの景色を楽しみながら、ゆったり周遊できます。 ※料金、運休日等の詳細は、下記「県立あいかわ公園」へお問合せください。
ロードトレイン「愛ちゃん号」運行情報(県立あいかわ公園ホームページ)
インクライン
宮ヶ瀬ダムを建設するために使われた設備ですが、ダム完成後はダムの堤体上と堤体下を結ぶケーブルカーとして活用されています。最大傾斜は35度もあり、迫力のあるパノラマが楽しめます。 ・定員:46人×2基 ・乗車時間:約4分 ・料金や運休日等の詳細は、下記「宮ヶ瀬ダム周辺振興財団」へお問合せください。
乗り物案内(公益財団法人宮ヶ瀬ダム周辺振興財団ホームページ)
宮ヶ瀬湖&遊覧船「ミーヤ丸」
宮ヶ瀬湖畔・ダムサイト・鳥居原エリア内の3エリアを結ぶ遊覧船です。湖水面からの自然観察や景観も楽しむことができますので、宮ヶ瀬湖の遊覧、ダム見学に是非ご利用ください。
コース
宮ヶ瀬⇔ダムサイト
ダムサイト⇒鳥居原⇒宮ヶ瀬(片道のみ)
鳥居原⇔宮ヶ瀬
遊覧コース(宮ヶ瀬発30分)
※詳細は、下記「宮ヶ瀬ダム周辺振興財団」へお問合せください。
乗り物案内(公益財団法人宮ヶ瀬ダム周辺振興財団ホームページ)
更新日:2023年07月07日