八菅神社と山岳信仰

更新日:2023年02月28日

 八菅山一帯は、古くから神仏混交の信仰の聖地であり、修験道の一拠点でした。ヤマトタケルノミコト、修験道の開祖・役小角、高僧・行基などの来山が伝えられ、源頼朝や足利尊氏・足利持氏による社殿の建築や整備が行われたといわれています。  

毎年、3月28日に開催される八菅神社例祭での火渡りは、1年の無病息災を祈る伝統行事です。山伏装束の人たちが燃え盛る火の中を歩く光景は、往時の荒行を今に伝えます。

例祭では、一般の人も火渡りに参加できます。  

・八菅神社の住所 :神奈川県愛甲郡愛川町八菅山139

・アクセス :厚木方面から県道63・65号沿いの一本松交差点を左折、 八菅橋を渡り直進

・県指定天然記念物:八菅神社の社叢林(しゃそうりん)。関東地方の平地を代表する自然植 生の一つである常緑広葉樹林(ヤブコウジ・スダジイ群集)が良好な姿 で残されています。

(画像)八菅神社の火渡り

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