龍福寺の山門
龍福寺の山門(愛川町指定建造物)
龍福寺八世獅山瑞秀の代、安永7年(1778)の建立で拈華関の名がある山門(三門)です。総高9m、間口5.5m、奥行3.7m。木造総欅造り、屋根は銅板瓦棒葺(初期は茅葺)の入母屋、前面は唐破風、脚部は白壁造りで竜宮城を思わせる珍しい姿の楼門です。華厳経に由来する海蔵山龍福寺という山号寺名からこの型式を採り入れたものと推測されています。
和様唐様折衷の構造と精巧な組物及び彫刻で構成され、小ぶりな楼門ですが、その仕様は全体に調和がとれています。製作は半原の堂宮大工の手によるものと伝わっています。
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