折々の記 令和5年5月
5月21日 両向造林組合の皆さんと「無花粉スギ」を植栽
両向造林組合(菊地原孝組合長)の皆さんと、半原地内の町有林に無花粉スギの苗木を植栽しました。
神奈川県が花粉発生源対策として生産している無花粉スギを活用するもので、この日は、愛川町森林組合の指導のもと、約30人の組合員の皆さんと、高さ50センチメートル程に育った約300本の苗木を植え付けるとともに、シカなどによる食害を防ぐためのシェルターを設置しました。
このシェルターは植物由来の原料で作られており、土壌に自然分解する素材となっているほか、支柱も町内産スギを活用するなど、環境負荷が大幅に軽減されています。
昨年度は800本(約0.28ヘクタール)、本年度は1,000本(0.35ヘクタール)植栽し、来年度も予定しています。
町では、本年度からスタートした第6次愛川町総合計画に自然環境との共生を位置付けており、こうした取り組みは、継続して実施することが大切です。
これからも関係団体や地域の皆さんとともに、環境に配慮した森林整備を進め、山を守ってまいります。

植栽する小野澤町長

食害防止シェルターの設置

植栽の様子
更新日:2023年05月24日