子ども会活動の手引き

 平成14年度より、完全学校週5日制が実施されました。愛川町教育委員会で平成14年7月に実施した、学校週5日制実施に伴う児童、生徒、保護者の意識・動向調査によれば、「土曜日をどのようにすごしましたか」という問いに対し、最も多い小学生の回答が、「家の中で過ごした」となっています。さらにその内容としては、テレビゲームが圧倒的に多く、子どもたちにとって、多くの人とかかわり合いながら、体験活動をする機会が極めて少なくなっているのが現状のようです。将来を担う子どもたちに、大人の責任で、「子ども会」活動を通した、しっかりとした“学び”の環境を整えていきたいものです。
 この手引きは、子ども会活動の参考になればと考え、作成したものです。「子ども会」の重要性を再認識していただき、皆さん地域の特色に合わせてお使いください。

遊びは子どもたちを成長させます

集団で楽しく遊ぶには、嫌なことでも我慢し合うことが大切です。この遊びのルールを通じて、社会性や協調性を身につけます。
また、それぞれの子どもが活動の役割を担うことによって、責任感も自然と身についていきます。

年齢の違う集団の有効性

年長の子どもは、年下の子どもの面倒を見て、また、年下の子どもは、お兄さんやお姉さんのようになりたいと思うことで、思いやりや優しさが芽生え、身近な先輩に自分の目指す将来像を抱いていきます。

家庭や学校で得られない多くの体験をします

子ども会は、異なった年齢の子どもたちと、地域社会の大人たちで構成されています。地域行事やボランティアへの参加、伝統芸能の継承などを通して地域に貢献し、将来の地域の担い手となる素養を高めることができます。
また、保護者が子ども会の活動を支えていることから、自分の親が子どもたちや地域に貢献する姿を見ることによって、その喜びや尊さを学ぶこともできます。

子どもが主体となる子ども会活動を進めるには

1.活動立案

  • 子どもたちのニーズを把握。
  • 子どもたちに何を学ばせたいか、しっかり共通意識を持つ。

2.計画内定

  • 目的・予算・安全などを充分考慮して内定。
  • 行事によっては、子どもたち自らが企画立案した形をとって。

3.計画決定

  • 目的を再確認して、みんなで作り上げるんだという気運を盛り上げる。

4.準備

  • 役割分担は内容を考えて公平に。
  • 自分たちで決めたことは最後までやりぬくことを約束。

5.実施

  • 事故の予見は大人が。
  • 子どもの活動でうまくいった時は、そのときに大いに誉めてあげる。

6.反省・評価

  • 子どもの感想は必ず聞いて、次への参考に。
  • 係わった人たちで、和やかな雰囲気の中で、熱く語り合おう。
  • 大人も楽しむことが大事。
働きかけ上の注意
  • 子供たちがおしゃべりをしたり、遊んでばかりいて会議にならないこともあります。しばらく遊ばせたり、おしゃべりをさせた後で、「このことだけは決めましょうね。」とアドバイスします。
  • 相談会の時、指導者の大人は一人か二人(できるだけ同じ人)がよいです。大人があまり多いと、子供たちは発言しなくなることがあります。
  • 最初は子供たちもなれていないので、できるだけ相談事は少なめに。
  • 始めのうちは司会や進行について、アドバイスが必要ですが、やがて子供たちで考え、司会進行するように見守り、アドバイスを少なめに。
  • 子供たちの能力に見合った、子供たちの出番をできるだけ多くすることを常に考えたアドバイスを。
  • 子供たちの個性を認め、良くできたことは誉め、間違ったり、失敗した時は、ここをこうすれば良くなるとアドバイスを。
お問い合わせ
生涯学習課 青少年教育班
〒243-0392
神奈川県愛甲郡愛川町角田251-1
電話番号:046-285-6959 または 046-285-2111(内線)3642
ファクス:046-286-4588
メールフォームでのお問い合せ