「中津ほうき手作り教室」を開催しました

古民家山十邸で「中津ほうき手作り教室」

 8月11日の「山の日」に中津にある古民家山十邸で、「中津ほうき手作り教室」(古民家山十邸文化講座)を開催しました。

中津ほうき

 箒(ほうき)の原料となる「ホウキモロコシ」が中津台地に見られた昭和40年ごろまで、中津一帯には、座敷箒を生業とする職人たちが大勢いました。中津の製箒(せいほう)業は、県下で最も有名で、県内各地にはここから伝わったと言われています。

 講師の「株式会社まちづくり山上(やまじょう)」は、箒博物館「市民蔵常右衛門」の運営、「ホウキモロコシ」の栽培から箒の製造・販売、若手職人の育成など、今では稀少となった日本の伝統的な箒と、その文化を残すとともに、発展させる活動を行っています。

中津ほうきと原料となるホウキモロコシ

様々な種類のほうき。一番上が原料となるホウキモロコシ。

ほうき作り教室の道具

ほうきづくり手作り教室の材料や道具、様々な種類のほうきもあります。

ほうき教室はじまる

 当日は、午前(10時~)と午後(13時~)の2回に分けて開催され、各回小学生から様々な年代の参加者10名(合計20名)がほうき作りを体験しました。
参加者の中には東京から出席された方もいました。

 「まちづくり山上」からは、代表を務める柳川さん、今回の講師を務める松永さん・加藤さんがお越しになりました。

編む糸の色を決める

 参加者の方は、まず、ほうきを編む糸の色を決めます。糸の多くは、藍やベンガラ、茜など手染めされたものです。色を決めると、講師の松永さん・加藤さんによる下準備が行われました。15センチメートルくらいに揃えられた「ホウキモロコシ」の穂先に、柄の部分となる茎を糸で縛りつけ、柄となる部分を茎で覆います。

始める前に、講師の松永さんから説明を受けました。

参加者も真剣に観察しています。

糸を編む

 下準備が終わったら、茎1本ずつ互い違いに糸をとおして編んでいきます。参加者それぞれが、思い込めて糸を巻いていきます。

仕上げる

 糸を編み、残り2センチメートルほどになったら、講師の松永さん・加藤さんが糸で茎を束ねます。その時、糸がほつれないよう、内側に押し込んでいきます。そして、取っ手となる糸を巻きつけた後、おしりの部分をたたき台の上でナタで切り揃えれば、完成です!!

切りそろえ

たたき台の上でおしりの部分を切ります。穂先ではなく、おしりの部分で長さを調整します。

糸がほつれないよう、入念に中へ押し込んでいきます。

ほうき作りを終えて

 糸を編む間隔によって、模様が変わり、それぞれの個性が出たほうきができあがりました。

 参加者からは、「ほうきに対するイメージが変わった」、「難しかったけど、楽しかった」、「マイほうきが作れて嬉しかった」、「大切に長く使いたい」、「糸の色や編み方で色々模様が工夫できることが分かった」などの意見がありました。

卓上用のほうきです。

小学校に持って行って、みんなに見せよう。

2人ともカワイイほうきが作れました!!

難しかったけれど、ほうき作り楽しかった!

古民家山十邸

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