旧光勝寺の鰐口

更新日:2023年03月01日

旧光勝寺の鰐口(愛川町指定歴史資料)

天文(てんもん)11年(1542)に鋳造(ちゅうぞう)された八菅山光勝寺(はすげさんこうしょうじ)の鰐口(わにぐち)です。光勝寺が廃寺となった現在は、八菅神社(はすげじんじゃ)宝物館(ほうもつかん)に収蔵されています。直径18センチメートル、厚さ8センチメートルの小型なもので、愛川町内に現存する鰐口のなかでは最古のものです。撞座(つきざ)は無文(むもん)で、銘文(めいぶん)を刻む側は欠損しています。  この前年の天文10年(1541)には、八菅山大権現(はすげさんだいごんげん)の堂社が再建されており、この頃、戦乱で荒廃していた八菅山の復興が行われたことが分かります。

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