八菅神社文書

更新日:2023年03月01日

八菅神社文書(愛川町指定歴史資料)

八菅山別当寺(はすげさんべっとうじ)旧光勝寺(きゅうこうしょうじ)所蔵文書として現在、八菅神社(はすげじんじゃ)で保管されている中・近世文書です。  応永(おうえい)26年(1419)の八菅山光勝寺再興勧進帳(はすげさんこうしょうじさいこうかんじんちょう)は、荒廃した八菅山光勝寺の再興を志した勧進沙門(かんじんしゃもん)盛誉(せいよ)が記したものです。中には八菅山光勝寺の由来と再興の願い、さらには、足利持氏(あしかがもちうじ)の賛同を得た証拠の花押があります。  天文(てんもん)15年(1546)と慶長(けいちょう)2年(1597)の「神分諸次第(じんぶんしょしだい)」は、八菅の修験者が記した修行作法の次第書です。その筆者は天文15年のものは覚養坊祐秀(かくようぼうゆうしゅう)、慶長2年のものは東向坊祐恵(とうこうぼうゆうけい)です。

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