お子さんの予防接種【新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、特例措置があります】
予防接種には、予防接種法によって対象疾病、対象者および接種期間などが定められた定期の予防接種と、それ以外の予防接種(任意接種)があります。
新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、対象の期間内に定期接種を受けられなかった場合は、対象期間外であっても、定期予防接種として接種していただくことができます。詳細は、「新型コロナウイルス感染症の発生に伴う、特例措置について」をお読みください。
定期接種(町と契約している医療機関での個別接種)
予防接種実施医療機関は下記のPDFファイルを参照してください。
令和4年度 愛川町予防接種実施医療機関名簿(PDF:67.6KB)
身体的な事情などにより、町と契約している医療機関での接種が困難な方は、町と契約している大学病院などでも接種できます。接種をご希望の場合は、事前に健康推進課へご相談ください。
(注意)接種後の償還払いはできません。
ロタウイルス(令和2年10月~)
令和2年10月から定期接種となり、令和2年8月生まれのお子さんから定期接種の対象となります。
2回接種のワクチンと3回接種のワクチンの2種類あり、どちらか一方を接種します。どちらのワクチンも第1回目の接種は、生後14週6日までに行ってください。(接種期間が短いので、ご注意ください。)
ロタリックス(1価)
接種回数
2回(経口摂取)
接種間隔・期間
2回目の接種は4週間以上あける
接種期間は、生後6週0日から生後24週0日まで
ロタテック(5価)
接種回数
3回(経口摂取)
接種間隔・期間
2、3回目の接種はそれぞれ4週以上あける
接種期間は、生後6週0日から生後32週0日まで
B型肝炎
1回目の接種から3回目の接種を終えるまでには、おおよそ半年間かかります。3回目の接種が1歳の誕生日の前日までに受けられるように接種スケジュールをよくご確認ください。
対象
1歳の誕生日の前日まで
接種回数
3回
接種間隔
27日以上の間隔で2回接種、さらに1回目の接種から139日以上を経過した後に、3回目を接種。
ヒブワクチン(生後2カ月~5歳の誕生日の前日)
接種回数は、お子さんの1回目の接種を行なう月齢(対象1~3)によって異なります。
対象1
生後2カ月~7カ月の前日までに1回目を接種するお子さん
接種回数
初回接種:3回
(注意)3回目の接種は、1歳の誕生日の前日までに受けてください。
追加接種:1回
接種間隔
初回接種:27日以上の間隔で3回接種
追加接種:3回目の接種後、7カ月の間隔をおいて4回目を接種
対象2
生後7カ月~12カ月の前日までに1回目を接種するお子さん
接種回数
初回接種:2回
(注意)2回目の接種は、1歳の誕生日の前日までに受けてください。
追加接種:1回
接種間隔
初回接種:27日以上の間隔で2回接種
追加接種:2回目の接種後、7か月以上あけて3回目を接種
対象3
1歳~5歳の誕生日の前日まで
接種回数
1回接種
小児用肺炎球菌ワクチン(生後2カ月~5歳の誕生日の前日)
接種回数は、お子さんの1回目の接種を行なう月齢(対象1~4)によって異なります。
対象1
生後2カ月~7カ月の前日までに1回目を接種するお子さん
接種回数
初回接種:3回
(注意)初回3回の接種は、1歳の誕生日の前日までに受けてください。
追加接種:1回
接種間隔
初回接種:27日以上の間隔で3回接種
追加接種:1回(標準的な接種期間は、1歳~1歳3カ月までに1回接種)
対象2
生後7カ月~1歳の誕生日の前日までに1回目を接種するお子さん
接種回数
初回接種:2回
(注意)初回2回の接種は、1歳1カ月までに受けてください。
追加接種:1回
接種間隔
初回接種:27日以上の間隔で2回接種
追加接種:2回目接種後、60日以上の間隔をおいて1歳以降に1回接種
対象3
1歳~2歳の誕生日の前日までに1回目を接種するお子さん
接種回数・接種間隔
60日以上の間隔で2回接種
対象4
2歳~5歳の誕生日の前日までに1回目を接種するお子さん
接種回数
1回接種
四種混合(百日咳・ジフテリア・破傷風・不活化ポリオ)
対象・接種間隔・接種回数
1期
生後3カ月~7歳6カ月の前日まで
初回接種
20~56日の間隔で3回接種
標準的な接種期間は、生後3か月~1歳で3回接種
追加接種
1期初回を3回接種後、6カ月以上あけて4回目を接種
標準的な接種期間は、1期初回を3回終了後、1年~1年半で4回目接種
(注意)1期初回については、7歳6カ月の前日までであれば四種混合を無料(公費)で受けられますが、接種間隔(20~56日間隔)を過ぎてしまうと、定期の予防接種ではなく、任意の予防接種という扱いになります。万が一、健康被害が生じた場合に、定期接種と任意接種では健康被害の救済方法が異なりますので、ご注意ください。
不活化ポリオ(急性灰白髄炎)
対象・接種間隔・接種回数
1期
生後3カ月から7歳6カ月の前日まで
初回
20~56日の間隔で3回接種
標準的な接種期間は、生後3カ月から1歳で3回接種
追加
1期初回終了後、6カ月以上あけて1回接種
標準的な接種期間は、1期初回(3回)終了後、1年~1年半で4回目接種
BCG
対象・接種間隔・接種回数
1歳の誕生日の前日までに1回接種
水痘(水ぼうそう)
対象・接種間隔・接種回数
1歳~3歳の誕生日の前日までに、2回接種
標準的な接種期間は、1歳~1歳3カ月で1回接種。1回目の接種から6月~12月の間隔をおいて2回目を接種
麻しん・風しん混合(MR)
対象・接種間隔・接種回数
1期
1歳~2歳の誕生日の前日までに1回接種
2期
小学校に入る前の1年間(令和3年3月31日(水曜日)まで)で1回接種。
令和2年度対象者
平成26年4月2日~平成27年4月1日生まれのお子さん
日本脳炎
対象・接種間隔・接種回数
1期
生後6カ月から7歳6カ月の前日まで
初回
6日以上の間隔をおいて2回接種
標準的な接種期間は、3歳
追加
1期初回の2回接種後、6カ月以上あけて3回目を接種
標準的な接種期間は、4歳
2期
9歳~13歳の誕生日の前日までに4回目を接種
標準的な接種期間は、9歳
特例措置について
- 平成7年4月2日~平成19年4月1日生まれのお子さんは、日本脳炎の予防接種の機会を逃している可能性があります。合計4回の接種をしていない場合は、20歳の誕生日の前日まで不足している回数を定期接種として接種できます。
- 平成19年4月2日~平成21年10月1日生まれのお子さんで、7歳6か月の前日までに第1期の接種(計3回)が完了していない方は、不足している回数分を9歳~13歳の誕生日の前日までに定期接種として接種できます。
二種混合(ジフテリア・破傷風)
対象・接種間隔・接種回数
2期
11歳~13歳の誕生日の前日までに1回接種
標準的な接種期間は、11歳
子宮頸がん予防ワクチン
子宮頸がん予防ワクチンについては、接種により100%がんを予防できるものではありません。将来的には必ず定期検診を受けましょう。
対象
小学校6年生相当の年齢~高校1年生相当の年齢の女性
接種回数
接種開始から6カ月間で3回接種
接種間隔
ワクチンの種類によって、接種間隔が異なりますので、ご注意ください。
サーバリックス
2回目:初回接種の1カ月後
3回目:初回接種の6カ月後
ガーダシル
2回目:初回接種の2カ月後
3回目:初回接種の6カ月後
注意事項
平成25年6月より子宮頸がん予防ワクチンの積極的な接種の勧奨を差し控えてきましたが、令和3年11月26日に積極的勧奨の差し控えが終了され、国の方針に基づき、町でも勧奨を再開しています。
接種をご希望の方は、接種に当たっての有効性と接種による副反応が起こるリスクを十分に理解したうえで接種を受けてください。
厚生労働省発行「子宮頸がん予防ワクチン接種に関するリーフレット」は下記の厚生労働省のホームページを参照してください。
キャッチアップ接種の実施について
- 積極的勧奨を差し控えていた間に定期接種の対象であった平成9年4月2日~平成18年4月1日生まれの方は、公平な接種機会を確保する観点から、改めて接種の機会を提供しています。
- 上記の対象者は、令和4年4月から令和7年3月までの3年間、公費で接種することができます。
- 合計3回の接種を受けていない場合、不足している回数を定期接種として接種できます。
- 今後、対象となる方へ個別の通知を送付する予定でありますが、接種をご希望の方で不明な点等ございましたら健康推進課へお問い合わせください。
ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~(厚生労働省HP)
予防接種を受けるときの注意事項
予防接種は、お子さんの体調の良いときに受けましょう。
当日、発熱(通常37.5℃以上)をしているお子さんは接種できません。
また、「朝から機嫌が悪い」「ミルクを飲まない」「元気がない」など、普段とお子さんの様子が違う日は、発熱や下痢、せきなどの症状が出てくる可能性がありますので、接種を見合わせましょう。その状態で予防接種を受けてしまった後に発熱などが見られた場合、副反応によるものか体調不良によるものか判断が難しく、正しい対応ができなくなる恐れがあります。
水ぼうそうや、はしか、突発性発疹などのウイルス性の病気にかかっている場合も、接種は見合わせましょう。ウイルス性の病気にかかった後は、一定期間、予防接種が受けられなくなりますので、かかりつけ医に接種ができるか確認してから受けましょう。
薬を内服している場合は、原則として接種できません。
- 予防接種を受ける前には、必ず『予防接種と子どもの健康』を読み、予防接種の必要性や副反応について理解してから受けてください。
- 予防接種を受けるときは、お子さんの健康状態をよく知っている保護者などが連れて行ってください。
- 異なる注射生ワクチンを接種する際は、接種間隔に注意しましょう。
予防接種で使うワクチンには、生ワクチンと不活化ワクチンがあり、異なる注射生ワクチンを接種する場合は、27日以上あけて接種する必要があります。ただし特に医師が認めた場合、同時接種は行うことができます。
(令和2年10月より、接種間隔の改定があり、異なるワクチンを接種する場合は、注射生ワクチン同士のみ接種間隔が必要となりました。)
注射生ワクチンは、MR(麻しん風しん混合)、麻しん、風しん、BCG、水痘ワクチンです。 - 個別接種についての注意
予約が必要な医療機関もありますので、事前に電話などで確認してください。また、接種の際は、母子健康手帳と予診票、健康保険証を持参しましょう。 - 持ち物
母子健康手帳、健康保険証、予診票(医療機関にもあります)
新型コロナウイルス感染症の発生に伴う、特例措置について
新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、対象の期間内に定期接種を受けられなかった場合は、対象期間外であっても、定期予防接種として接種していただくことができます。
対象となる方
- 接種当日、愛川町に住民登録がある方
- 新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、接種のための受診による新型コロナウイルス感染症への罹患のリスクが予防接種を延期することによるリスクよりも高いと考えられるなど、「特別の事情」があって、対象期間内に予防接種を受けることができなかった方
対象とはならない方
- すでに自費で接種した場合
- 令和2年1月31日以前に定期接種の対象年齢を過ぎている場合
定期接種として接種できる期間
「特別の事情」がなくなった日から起算して2年以内
年齢制限:BCGは4歳未満、小児用肺炎球菌は6歳未満、ヒブは10歳未満、四種混合は15歳未満まで
「特別の事情」がなくなった起算日については、新型コロナウイルス感染症の発生状況等を踏まえ、今後、町ホームページなどでお知らせします。
接種の方法
- 接種を希望される場合は、接種時に「特例措置対象者該当理由書(※各実施医療機関に置いてあります)」を実施医療機関に提出することが必要となります。
- 「特例措置対象者該当理由書」は、接種毎に提出が必要です。(同時接種の場合は1枚の提出で可)
予防接種は、ワクチンで防げる感染症の発生及びまん延を予防する観点から非常に重要であり、感染しやすい年齢を考慮して感染症ごとに接種年齢を定めて実施しているものです。特に、乳児の予防接種を延期すると感染症に罹患するリスクが高い状態となります。基本的には規定の対象年齢での接種をお願いします。
-
健康推進課 すこやか保健班
〒243-0301
神奈川県愛甲郡愛川町角田257-1
電話番号:046-285-6970 または 046-285-2111(内線)3341
ファクス:046-285-8566
メールフォームでのお問い合せ
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